重賞未勝利の国枝厩舎…今週は「富士S=ダノンプラチナ」「菊花賞=プロディガルサン」で勝負ウイーク/トレセン発秘話

2016年10月20日(木) 18:00


◆10年連続重賞Vへ、最大のチャンス

「いよいよですかねぇ」と言い始めてから4か月が経過した。気がつけば、リミットまで2か月余り。何のことかといえば、今季重賞を勝ち切れないトップ厩舎の話である。

「そういうことは見て見ぬフリが礼儀だろう」と指揮官は言うが、重賞出走機会4週連続制覇を飾った2008年の勢いはどこへやら。今季JRA通算30勝と勝ち鞍は相応に伸びているが、重賞未勝利では盛り上がりを欠くのは否めない。

「いやいや、去年も重賞勝ちはGIII富士Sだけ。最近そんなもんですよ」と意外な事実をこっそり明かしたのは椎本英男助手。これでネタバレか。意外にも今、重賞と最も縁遠い位置にあるのが、“東の雄”国枝厩舎なのである。

「“一度あることは二度ある”って言うだろ。ならば今年もここで決めようじゃないか」

 国枝栄調教師がこう言って・・・

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