神戸新聞杯の上位馬が強い菊花賞

2016年10月21日(金) 18:00


◆強さと安定味があるサトノダイヤモンド

 今年の菊花賞はサトノダイヤモンドディーマジェスティの一騎討ちムード。3番人気以下は少し離されそうだ。2頭とも良い枠を引いたことで、なおさらこの2頭に人気がかぶってくることだろう。

 サトノダイヤモンドは強いというだけでなく安定味がある。ステイヤーというわけではないが、それを言ったら今年のメンバーにステイヤーがいるのかどうかという話になる。神戸新聞杯の上位馬は本番で強いので本命党は素直に期待してもいいだろう、なにか問題があるとしたら位置取りで、変に大事に乗って後ろになりすぎないほうがよい。

 ミッキーロケットは前走・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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