2016年11月02日(水) 18:00
【特注データ】〜レースデータより〜
ハンデ戦でもあり、やはり斤量は重要なファクター。まずは、前走での斤量からチェックしていきたい。過去10年、アルゼンチン共和国杯で連対した牡馬はすべて、前走で55.5キロ以上の斤量を背負っていた。コスモロビンやプレストウィックなど、前走斤量が55キロ以下である馬は、この時点でかなり厳しい。
そして、今回のハンデは55.5キロ以上であるのが望ましく、ハンデ57.5キロ以上馬はとくに優秀。ハンデ54キロ以下で好走した馬も何頭かいるが、こちらはすべて「前走条件戦」組である。また、前走から「斤量増」となる馬が強いのも大きな特徴。今年の登録馬では、クリールカイザー、ハギノハイブリッド、モンドインテロ、ワンアンドオンリーの4頭が、前走から斤量増となる。
斤量というファクターからの注目馬は、クリールカイザー、シュヴァルグラン、ハギノハイブリッド、フェイムゲーム、フェスティヴイェル、モンドインテロ、ワンアンドオンリーの7頭。最も優秀なのは、前走57キロ→今回58キロとすべての条件をクリアする唯一の存在である、ダービー馬ワンアンドオンリーだ。
【コース総論】東京芝2500m Bコース使用
※今回は「東京芝2400〜2500m」を集計対象としています
・コースの要所!
★外枠は信頼度や枠番値が低く割引が必要も、現在は外差し馬場。
★中団待機組が圧倒的に好成績。末脚のキレ味が重要となりそう。
現在は目黒記念とアルゼンチン共和国杯の「専用コース」である、東京芝2500m・・・
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小林誠
競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。
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