ハンデ重賞だが比較的堅めのアルゼンチン共和国杯

2016年11月04日(金) 18:02


◆4歳馬という魅力は大きいシュヴァルグラン

 アルゼンチン共和国杯はハンデ重賞だが、比較的堅めの重賞。一本かぶりの馬が出ない一方で人気割れする傾向があり、単勝オッズの派手な馬で馬券を取るのは困難なレースだ。若い馬ほど強いのも明らかな傾向で、今年でいえば4歳馬は有望。前走条件戦組も通用しやすいが、最近はある程度人気になってしまうことが多い。

 今年の1番人気はシュヴァルグランだろう。距離をこなせる保証のある4歳馬という点は魅力。不安があるとすれば初の関東遠征と東京コースである。普通のレースならば不安材料のほうを重視して消す手もあるのだが、4歳馬という魅力は大きい。なんらかのシルシは必要だと思う。  同馬主のヴォルシェーブは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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