エリザベス女王杯、3着のゆらぎ。もしかしてのゆらぎ。

2016年11月10日(木) 12:00


サイレンシーオ。

エリザベス女王杯は静かに買う。

そして、静かに当てる。

1人気と2人気、どっちが来るかな?
来ると思う方を軸にして、7人気まで静かに馬連を買う。

エリ女が芝2200になって20年(今年で21年目)。
1、2人気のどちらも連対しなかったのは、7年前(1着クィーンスプマンテ)の1度だけ。2連系の相手が8人気以下だったことも、そのときの1度だけ。

だから1人気と2人気のチョイスを間違わなければ、当たる。
儲かるかはわからないけれど、95%当たる。

いや、儲かる。静かに待てば静かに儲かる。
チョイスとかしないで、1、2人気の両馬から7人気まで流して馬連11点。
この10年で9回的中。
11倍以上ついた年は5回あって、41倍や27倍の年もあるから、1、2人気から同時に流しても、何年も買い続ければ静かに儲かる(1点100円計算で1年1100円。10年で投資11000円、回収15570円)。

だから静かに言いたい。もちろん自分に言いたい。
1人気と2人気のチョイスを間違えるくらいなら、チョイスしない方がいいよ……と。

ムーアがいても、そこに振り回される必要はない。ムーア騎乗馬が1、2人気ならば軸にして、7人気までにいれば相手に拾えばいい。

今年1人気、2人気の席は、
マリアライト・ミッキークイーン・タッチングスピーチ
で争うはず。

ならば静かに待つ。
人気のイス取りゲームの決着をただただ静かに待つ。
で、締切間際に1、2人気から7人気まで馬連を買う。そして、静かにスタートを待つ。

それだけ。

ごちそうさまです。

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3着のゆらぎ
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ここまでは2連系馬券での話。
では3連系馬券はどうするか?

(3連系は買わない!たぶんそれが正解だろう)

エリザベス女王杯が2200になって20年、09年を除いて19年で「1、2人気×1〜7人気」の決着と書いたけれど、この10年では09年を除いて、3着までもが7人気までで決着している。

だから3連系も7人気までで一丁上がり!
と静かに言いたいところだけど、そこには踏み込まなかった。
理由は・・・

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かしわでちょうほう

競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

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