2016年12月15日(木) 18:00
撮影:高橋 正和
リエノテソーロは単勝2.0倍の断然人気に支持されていたとはいえ、そこはキャリアの浅い2歳馬、不安がなかったわけではない。1600mという距離に左回り、そして当日輸送と、いずれも初めての経験。個人的に一番ネックになるかと思ったのが、トリッキーな川崎コースで最内枠に入ったこと。さらにエーデルワイス賞が圧勝だったとはいえ、今回は牡馬が相手でメンバーのレベルも上がった。そうしたことで個人的には▲までの予想だったのだが。しかし陣営はそうした不安は感じていなかったようで、その期待にこたえるかのように次元の違う競馬を見せた。
ローズジュレップが好ダッシュを見せてハナに立つと、外枠から抑えきれないような勢いでシゲルコングがピタリと2番手。メイソンジュニアが続いて、リエノテソーロは内目の4番手を追走した。
リエノテソーロの強さは・・・
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斎藤修
1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。
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