変則日程での調整内容は? 年明け最初の追い切りチェック!

2017年01月04日(水) 18:00


状態面で気になる点はないペルシアンナイト

 皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。今年最初の更新日が1月4日ということで、5日のレースを取り上げるだけでは参考にしていただける時間が短いため、7日と8日に行われるレースからも取り上げることにしました。

 それにしても、今年は例年以上に1月2日の全休明けに追い切りを行った厩舎が多かったように思います。今では休み明けの追い切りを気にするよりも、レースまでの日程が詰まることを気にする陣営が多いのかも知れません。飼葉や運動方法など、昔とは大きく変化した調整内容。現代では現代のやり方があるのだろうなとあらためて考えさせられる今年最初の調教でした。

 ちなみに1月3日は通常通り、坂路馬場のハローは2回入りましたが、4日は1回のみ。水曜日なのに不思議ですが、この決まりでした。だから、調教時間後半で追い切った馬、正確には9時30分以降に追い切っている馬はいつもの2回目のハローが終了した時間帯というわけではないので、かなり走りにくく、時計を要する状態になっています。

【京都金杯/フィエロ】

 阪神カップに出走して、変則的な連闘。日曜日を1回挟んでいるという意味では中1週と判断してもよいと思いますが、いずれにせよ、ここまでレース間隔を詰めて使ってくるのはデビュー以来初めて。12月31日に・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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