上げ潮ムードの手塚厩舎 今週はこの2頭/トレセン発秘話

2017年01月12日(木) 18:15


◆今季重賞初Vを東西で狙う

「少なくともパシフィックギャル(13年アルテミスS、14年フラワーCともに2着)くらい走るよ。これからオークスを目指していけたらいいな」

 手塚貴久調教師の言葉から勝利を予感させたルヴォワールが、先週(8日)の中山(芝内2000メートル)で堂々の初陣Vを果たした。追われて重心が沈む走法は稽古同様ほれぼれするもの。右前に外傷を負ったため放牧でひと息入れる予定だが、「まだ体も緩く、本格化はこれから」が陣営の共通認識だ。7日の中山の500万・寒竹賞(芝2000メートル)で牡馬を一蹴したホウオウパフュームなど、存在感のある牝馬が続出するのが現3歳世代の特徴。ハイレベルな牝馬戦線に楽しみな馬がまた一頭加わった。

 さて、上々の滑り出しになった手塚キュウ舎が、今週は今季重賞初Vを東西で狙う。京成杯=マイネルスフェーン、日経新春杯=モンドインテロだ。

「京都2400は・・・

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