新馬・未勝利組にはかなり厳しいハードルがある京成杯

2017年01月13日(金) 18:00


◆今年は前走500万条件勝ちの馬がいないメンバーだが…

 京成杯はオープン特別時代を含むホープフルS、いまはなきエリカ賞など、一定レベル以上のメンバーが集まる中距離戦から来た馬が好走するレース。新馬・未勝利組にはかなり厳しいハードルとなっている。500万条件を勝ってきた馬には一定のチャンスがあるが、今年は前走500万条件勝ちの馬がいない。

 ホープフルS当時は人気薄だったが、マイネルスフェーンはレベルの高いレースで2着という結果を尊重しなくてはならないだろう。父とコースの相性も悪くない。問題があるとしたら脚質で、前残りの流れになった場合に取りこぼす可能性はある。  ベストリゾートもホープフルSの掲示板組。こちらは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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