骨折から驚異的な回復の1勝馬 アカカ/吉田竜作マル秘週報

2017年01月25日(水) 18:00


◆無事に復帰…以上の走りをエルフィンSで見せてほしい

 東西の金杯で年が明けたかと思えば、もう1月も残りわずか。新馬戦のタイムリミットが刻一刻と迫る中、関西圏では雪による開催の順延などが加わり、各陣営が難しい調整を強いられている。桜花賞、皐月賞へ間に合わせたい馬たちを抱える関係者には、もどかしい日々が続いていることだろう。

 そんな中、骨折放牧から、ようやく帰厩してきたのがアカカ(牝・音無)。昨年6月の新馬戦(阪神芝外1800メートル)でデビューし、そこでは7着に敗れたものの、続く未勝利戦(中京芝1400メートル)で5馬身差圧勝を決めた逸材だ。

 当時は「桜花賞が楽しみになった」と音無調教師のトーンも上がりっ放しだったのだが、間もなく左前脚の骨折が判明。6か月の休養を余儀なくされた。「楽しみにしていたんだけどなあ〜。(桜花賞に)間に合ってもギリギリというところか」と半ば諦め気味に音無調教師も肩を落としていたものだが…。

 このアカカ、驚異的な回復どころか、確かな成長も見せ、帰厩後は順調に調教ピッチを上げている。
「骨折したところもきれいに治っているし・・・

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