2017年01月26日(木) 18:00
撮影:高橋 正和
ホワイトフーガは、どうにも難しい馬のようだ。持てる能力を発揮できれば、現役牝馬のダートでは圧倒的に強いが、その力を発揮できる条件を予想するのが難しい。TCK女王盃はすでに昨年制しているレースであり、昨年より2kg重い58kgを背負うとはいえ、その斤量もスパーキングレディーCで克服している。それゆえ単勝1.7倍という支持を受けたが、結果は3着。年齢を重ねて抑えがきかないようなことはほとんどなくなったが、頭が高いゆえか、力んで走っているように見える。
勝ったワンミリオンスの走破タイム1分54秒1は、このレースが1800mで行われるようになった2004年以降、2008年)勝ち馬:ラピッドオレンジ)と同じでもっとも遅いタイムだが・・・
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斎藤修
1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。
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