少頭数で展開が最大のポイント/東京新聞杯

2017年02月04日(土) 18:00


◆東京のマイルで問われる総合力

 1990年ころに同じような10頭立てがあったが、この重賞にしては珍しい少頭数になった。同じ路線の京都金杯組が3頭いて上位のレベルは高いが、ここはかなりのスローになりそうである。 この、レース展開(流れ)が最大のポイントか。

 前回は久しぶりのマイルで行きたがり、早めのスパートになって勝ったエアスピネル(57秒9-34秒9=1分32秒8)は、今後のこと、また東京のマイルであることを考えると、うまくなだめたブラックスピネル(58秒1-34秒7=1分32秒8)に「ハナ差」まで追い詰められたようなレースにはしたくない。直線平坦の京都ではない。流れに乗りつつも・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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