重賞勝ち馬ビービーバーレル 中舘師の大胆なチャレンジに大注目だ/トレセン発秘話

2017年02月09日(木) 18:00


◆中舘師「過去に固執せずすべてを変えてみる」

 アパパネの初子として注目を集めたモクレレが、先週東京でようやくデビューを果たした。いい格好で回ってきた割に伸び切れず6着(2番人気)。それでも頑固な気性で坂路主体を余儀なくされた過程を思えば、素質の一端は見せた形だ。

「ビッシリできなかったからまあ仕方ない。それでも返し馬から競馬までの経過は、これまでのどの稽古よりスムーズだった。これで競馬が分かってくれば、馬も変わってくるんじゃないか。プロディガルサンと同じで、まだ緩くて素質だけで走っている段階。焦らず進めていけばいいよ」

 国枝栄調教師の言葉を借りれば、時期が来るまで待つのも調教。実際、東京新聞杯でプロディガルサン(2着)が記録した上がり3ハロンは驚異の32秒0。トモの緩さを課題とした3歳時を思えば・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

関連サイト:競馬トウスポWeb

関連情報

新着コラム

コラムを探す