力の絶対値がモノを言いやすいフェブラリーS

2017年02月17日(金) 18:00


◆勢いのある馬がいれば軸にできるのだが…

 フェブラリーSは前走GIの好走馬が強く、距離適性やコース適性よりも力の絶対値がモノを言いやすいレース。最近では東海S組も走るようになってきている。根岸S組は数がいるので好走馬も出るが、こことはレースの傾向が違うので過剰評価に気を付けたい。

 前走GIで好走していて勢いのある馬がいれば軸にできるのだが、今年は該当馬選びに苦労する状況。東海S上位馬もいない。

 唯一GIの3着以内から来るのがサウンドトゥルー。乗り替わりが注目を浴びているが、柴田善騎手で悪いということはないだろう。ただ大野騎手がかなり馬の特徴をつかんでいたので、その再現ができるかは微妙。距離は対応できると思うので、あとは芝スタートをこなせるかどうか。  根岸S組ではカフジテイクが1番人気になる勢いだが・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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