ヒモ荒れくらいは狙っていけるフィリーズレビュー

2017年03月10日(金) 18:00


◆1400mへの短縮は悪くないレーヌミノル

 チューリップ賞に比べるとトライアルとしての存在感が薄くなっているフィリーズレビューだが、馬券的にはこちらのほうが面白いようにも思える。人気馬の好走度もチューリップ賞ほどではないし、少なくともヒモ荒れくらいは狙っていけるレースだ。

 人気はレーヌミノルだろう。阪神JFの上位馬がフィリーズレビューに出走となると当然期待は高まるが、間にクイーンCを挟んだのが気になる。しかも4着に負けてからの参戦。1400mへの短縮は悪くないと思うので、そのメリットとどれだけ相殺できるか。  阪神JFからの直行組ではゴールドケープが最先着してきたことになる。さすがにスケール感が不足しているようにも思えるが、人気が無さそうというプラス要素もある。ヒモ穴には入れておきたい。  ジューヌエコールは重賞勝ち馬だし今回も上位人気だろう。大敗のダメージがどの程度あるかだけが・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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