本来の姿ではなかった京都記念のマカヒキ/トレセン発秘話

2017年03月31日(金) 18:00


◆改めて日本ダービー馬らしい走りを

 本来、京都コースはディープインパクト産駒の“大好物”なのだが…。京都記念の行われた週はかなり特殊な状況だったようだ。

「もともと芝が結構はげていて、かなり馬場が荒れていた中での道悪(稍重)競馬でしたからね。得手不得手が顕著に出る馬場だったと思います。他のレースを見ても、そういう傾向が出ていましたから」と話すのは京都記念で3着に敗れたマカヒキの大江助手。

 週末になると雨にたたられ、やたらと道悪競馬になることが多かった年明けからの京都開催。2回開催も、京都記念の前週が重馬場で施行され、きさらぎ賞ではディープ産駒のサトノアーサーが、マンハッタンカフェ産駒のアメリカズカップにまんまと封じ込められてしまった。馬場の劣化が激しかったのは間違いなかろう。

 実際、京都記念施行ウイークにディープ産駒は計9頭出走したが・・・

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東京スポーツ

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