前走と仕上がりが違う…最終追い切りから浮上した安田記念の穴馬はコレ!

2017年05月31日(水) 18:00


前走同様に力を出せる追い切りだったステファノス

 まず、日本ダービーの◎アドミラブルを参考にして馬券を外した皆様にお詫び申し上げます。ただ、パドックでの素晴らしい姿を見た時に本命が間違いではなかったことを改めて感じましたし、レースが終わった今でも本命に後悔はありません。ただし、予想は人の役に立ってこそ価値のあるものですから、その点においては弁解の余地はありません。

 もしかして、パドックを見て「入れ込んでいる」と感じた方がいたかも知れませんが、それは間違いです。レースを使っていく中で、最高の仕上げを試みた陣営としては「状態は完璧だった」と音無秀孝調教師。私もそう感じています。もし、アドミラブルを入れ込んでいると感じたのであれば、勝ったレイデオロ。入れ込んでいるように見えなかったですか?と質問したいくらいですね。

 冒頭に弁解の余地がないと書きつつも、レースペースがもう少し速く流れていれば、と思っていたのが正直なところ。「なんでクリンチャーがもっと前で引っ張ってないねん」とレース中、頭に血がのぼっていたことは事実です。しかし、それを誰よりも感じていたのは藤岡佑介騎手だったんだということは『with 佑』の特別編を読んで感じました。

 アドミラブルが3着に負けたことも・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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