【新人騎手】富田暁騎手(2)『乗馬経験なし、高3の年に競馬学校入学…異例の経歴に迫る』

2017年06月21日(水) 18:00

今回は乗馬経験なしで競馬学校に入学、と異例の経歴を持つ富田暁騎手の第2回です

今回のゲストは乗馬経験ゼロという状態で競馬学校に入学した新人・富田暁騎手です

競馬学校に入学するまで乗馬経験もまったくなく、初めて馬に触れたのも入学が決まってからという異例の経歴を持つ富田暁騎手。第2回となる今回は普通高校に進学したものの騎手になることを決断した時の経緯、競馬学校入学後に泣くほど悔しかった当時の心境などをストレートな言葉で語ってくれました。

(取材・文/森カオル)


“やってやるぞ!”という自信があった

──富田騎手は現在20歳。同期より2つ年上ということになりますが、どういった経緯で騎手を目指すことに?

富田 もともと父が競馬好きで、よくテレビで観ていたんです。それで僕も何となく観るようになって。だから、ジョッキーという職業があること、小柄な人が多いということは早くからわかっていましたし、頭の片隅にはずっと憧れのようなものがありました。

──幼い頃の夢は、スポーツ選手になることだったそうですね。

富田 はい。スポーツは何でも好きだったので、スポーツ選手全般に憧れていましたね。ただ、中学のときはサッカーに夢中で、当時の僕にとって、まだ競馬界は別世界でした。テレビで観ていたといっても、あまりにも遠い世界でしたから、踏み込む勇気がなかったというのが正直なところです。

──でも、高校に入ってから気持ちが変わった。

富田 気持ちが変わったというより・・・

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