【新人騎手】富田暁騎手(3)『四位騎手の言葉で一番心に響いたのは“馬を大事にする”』

2017年06月28日(水) 18:01

富田騎手が四位騎手から学んだ“四位イズム”とは?

目標とするジョッキー、四位騎手から学んだ“四位イズム”とは?

目標とするジョッキーは四位洋文騎手という富田暁騎手。その四位騎手からは、研修時からみっちり“四位イズム”を学んだと言います。第3回となる今回は、研修後も兄弟子のようにアドバイスをくれる四位騎手の金言やエピソードなどを語っていただきます。

(取材・文/森カオル)


『思っている以上に、やるべきことは多いぞ』

──富田騎手は茨城県のご出身ですよね。言うまでもなく、茨城には美浦トレセンがありますが、なぜまた栗東に?

富田 同期に美浦の関係者が多かったので、単純に分が悪いなぁと。人脈がまったくない状況でスタートするなら、栗東のほうがチャンスがあるのではないかと思いました。それで、競馬学校に入学した頃から、ずっと(栗東所属の)希望を出していました。両親は、美浦に所属すると思っていたみたいなんですけどね。

──そうですよね。茨城出身の栗東所属ジョッキーといえば、国分ブラザーズがいますね。

富田 はい。仲良くしていただいてます。いつも「だっぺよ」トークで盛り上がってますよ(笑)。

──JRAの資料によると、目標とするジョッキーは四位洋文騎手だとか。確か、騎手付き研修でお世話になったんですよね。

富田 はい。もともと武英さん(ジョッキーから木原厩舎の調教助手となり、今年3月に調教師免許を取得)には仲良くしていただいていて、武英さんを通して四位さんともお話させていただく機会があったんです。それで研修を引き受けてくださることになって。

──開催日に終日、四位さんに付いて、いろいろ勉強するという研修ですよね。そこでどんなことを学びましたか?

富田 騎手として・・・

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