人気割れが予想される今年のセントウルS

2017年09月08日(金) 18:00


◆先行タイプの牝馬はこのレースに合いそう

 今年のセントウルSは豪華メンバーとまでは言えないかもしれないが、GIIIの上位級は何頭もいて、馬券の入り方も色々あるレース。ある程度の人気割れも予想される。

 フィドゥーシアは先行タイプの牝馬という、このレースに合いそうな馬。アイビスSDから距離延長になるが、このローテは過去にも成功例がある。1000直が2走続いている点だけが少し気がかりだが、脚質的に選択肢があるタイプではないし、鞍上が気楽に乗れば結果も付いてくるのではないかと思う。  ファインニードルは前々走時の時計が優秀。ただ北九州記念の内容は少し物足りない。前半どの程度の位置が取れるかで結果が変わってきそう。鞍上が前々走のイメージで乗ってくれればよい。  メラグラーナはオーシャンSの内容を考えるとそのあとの2戦が物足りない。脚質的には前崩れを期待したいが・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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