夏の小休止から一躍、最有力候補の1頭に/ローズS

2017年09月19日(火) 18:00


◆秋華賞のみならず、繁殖での活躍も期待される

 セントライト記念で、皐月賞馬アルアイン(父ディープインパクト)を並ぶ間もなく差し切ったミッキースワロー(父トーセンホマレボシは、その父ディープインパクトの2年目産駒)は、きわめて強烈だった。ミッキースワローは、15年のキタサンブラックなどと同じように、追加登録で「菊花賞」に挑戦することになった。3歳牡馬陣の菊花賞を目ざすグループはそんなに強力ではない。この上がり馬はたちまち有力候補だろう。

 一方、毎日王冠を予定するソウルスターリング、残念ながら故障して引退のアドマイヤミヤビを欠いてさえ、候補がズラリ並んでいる3歳牝馬の「秋華賞」路線に、また1頭、期待のふくらむ新星が出現した。

 大外からの強襲を決めたラビットラン(父タピット)は、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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