菊花賞に向け手ごたえのあるレースを期待/神戸新聞杯

2017年09月23日(土) 18:00


◆本番をにらんでスタミナを生かす乗り方になるはず

 ステップがさまざまに分かれる春と異なり、秋の秋華賞、菊花賞のステップになるレースはトライアルを中心に限られている。過去10年の「菊花賞」で3着以内に入った30頭のうち、神戸新聞杯に出走していた馬が、約3分の2の「19頭」を占めている。その19頭の神戸新聞杯での着順は【6-4-5-4】だった。

 もう12年連続して、神戸新聞杯で3着以内に好走した馬が、本番でも少なくとも1頭は馬券に関係しているほど結びつきは強い。先週の「セントライト記念」とは、トータルすると関連度はだいたい数倍も強いとすることができる。

 青葉賞を2分24秒0(上がり34秒7)で乗り切りながら、本番の日本ダービーは3秒6も遅い2分27秒6(上がり33秒7)。アドミラブル(3着)とともに超スローの流れに対応できず、悔いの残る0秒7差9着にとどまった・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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