マイネルの連れションは、関東の連れションに匹敵する大仕事と相成るか?

2017年10月19日(木) 12:00


マイネル・ウイン・コスモ…岡田繁幸氏を総大将とするマイネル軍団(便宜上・マイネル軍団と記述)の馬が菊花賞に2頭出走する!!!

ウインガナドル!!!
マイネルヴンシュ!!!

!!!(ワーーーー!!!)

なぜ大きな声(!!!)を出してしまうのか?

それは、超久しぶりにマイネル軍団が「軍団」で菊花賞に出走するからだ。

マイネル軍団といえば、新馬戦から仲間とつるんで走ることが多い(要は複数頭出し)、連れション大好き集団だ。ここでも何度か書いているけれど、自分はマイネル軍団の多頭数出しを「木の葉の陣」、「前門の虎 後門の狼」などと称し、そこで作られる独特の展開、ペースを読んで、馬券を買うのが大好きだ。

特に秋の東京の500万、1000万の芝1800、芝2000はなかなかの連れションポイントで、その条件のレースにマイネル系が軍団で出走してくるとウキウキしてしまう。

そんなマイネル軍団が菊花賞に2頭出走する。超久しぶりだけに注目しないわけにはいかない。

以下は、この10年のマイネル軍団の菊花賞の成績。
実は複数頭出しが一度もなくて、出走そのものも少なく、成績もふるっていないことがわかる。そう、マイネル軍団は菊では連れションが少ないのだ。

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この10年(16年〜07年)
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16年 コスモジャーベ 15人気16着 
   前走九十九里特別(1000万)7人気2着 前々走燕特別(500万)2人気1着

14年 マイネルフロスト 13人気7着 
   前走セントライト6人気9着 休養 前々走ダービー12人気3着

12年 コスモオオゾラ 9人気17着 
   休み明け 前走ダービー10人気6着
  
10年 コスモラピュタ 11人気5着 1-1-1-1 0.3差
   前走習志野特別(1000万)4人気1着 前々走500万1人気1着

09年 イグゼキュティヴ 18人気14着 
   前走セントライト18人気15着 前々走巴賞3人気11着

08年 マイネルチャールズ 2人気5着 5-6-4-6 0.8差
   前走セントライト1人気2着 前々走札幌記念2人気6着

(※11年に2着したウインバリアシオンは、ウインがマイネル軍団入りした頃の馬で、ノーザンF色が強かったから省く)

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10年間で6頭出走して、0-0-0-6

馬券になったのは0頭。
掲示板に載ったのは2頭。
マイネルチャールズとコスモラピュタ。
どちらも5着。

馬券的に一番惜しかったのは逃げて、0.3差だったコスモラピュタ(チャールズは0.8差)。

「マイネル軍団の馬が菊花賞で逃げると掲示板に載る」

と、この頃すでに感じていた。
だから・・・

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かしわでちょうほう

競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

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