今年は単調な先行馬向きの流れではない/ジャパンC

2017年11月25日(土) 18:00


◆高い総合スピード能力が問われる東京2400mになる

 良馬馬が望める。好カードになった。

 最大のポイントは、昨年は「1分14秒2-1分11秒6」=2分25秒8(上がり34秒7-12秒1)で後続を完封したキタサンブラック(父ブラックタイド)が、今年はどんなレースを展開させるかだろう。昨年より一段とパワーアップし、まず簡単に失速などありえない。だが、まったく他は関係なしに単騎マイペースとなった昨年と異なり、ここ一番のビッグレースだと先行するCルメールのレイデオロ(父キングカメハメハ)も、この枠なら行く可能性が高い。ルメールがマークしてプレッシャーをかけるべき相手を間違えるとは考えにくい。

 人気のキタサンブラックとレイデオロが先行態勢に入ると、まさか昨年のような超スローはない。さらには、後続のライバルには・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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