重賞にしてはハードルが低いフェアリーS

2018年01月05日(金) 18:00


◆新馬・未勝利組が穴をあけるケースが目立つ

 フェアリーSは年末の1200m戦だった時代には厳しいローテにも関わらず阪神JF組が強かったが、このところはむしろ新馬・未勝利組が穴をあけるケースが目立つ。今回は前走で重賞で馬券に絡んだ馬がおらず、同様に500万勝ちの馬もいない。重賞にしてはハードルが低いレースになっているので、ますます広範囲に目を配る必要があるだろう。

 唯一の阪神JF組・サヤカチャンは前走自分の形を作れず、そのまま大敗となった。今回も内枠なので突っ張っていくことが好走の前提条件か。あとは同型にどれだけ絡まれるかだろう。

 重賞組ではトロワゼトワル・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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