豪華メンバーが揃った今年の弥生賞

2018年03月02日(金) 18:00


◆朝日杯好走→弥生賞組は勝ちきれない面もある

 弥生賞は豪華メンバーだが、10頭立てでそのうち何頭かは脈のなさそうな馬。有力馬どうしの間でしっかり序列をつけたフォーメーションを組む必要がありそうだ。

 ダノンプレミアムはここまで3走の内容は文句なし。距離も本質的にはもつはずだが、マイル2回のあとの距離延長で、起伏のあるラップになった場合の対応力は問題となる。また朝日杯好走→弥生賞と使われる馬は崩れない一方で勝ちきれない面もある。敢えての2着付けという手もあるかもしれない。

 ワグネリアンは前走の時計・着差を考えるとここでももちろん勝ち負け。2400mへの適性は後々考えなくてはならないが、2000mは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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