メンバーに貧弱感はなく、馬券的にも楽しめそうなスプリングS

2018年03月16日(金) 17:59


◆穴をねらうなら、マイネル・ウインの馬!?

 今年のスプリングSは重賞勝ち馬なしのメンバー構成だが、そのわりに貧弱感はなく、馬券的にも楽しめそうだ。

 ステルヴィオが1番人気だろうか。パーフェクト連対+前走GIで2着だから人気になるのは当然。問題点があるとしたら、後ろに構えるタイプで自分では競馬をコントロールできないこと。馬群長めで緩むところがないという形は避けたい。

 ルーカスも自分で競馬を作るタイプではないが、こちらは全員がバテるような競馬のほうがやりやすいのではないかと思う。今回チャンスはあるだろうが、血統的にどうしても人気になってしまうところが馬券の面ではしんどい部分もある。

 500万組ではエポカドーロが上位人気になりそう。キャリアの長い500万組というのはこのレースでよく走っており・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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