2018年03月30日(金) 12:00
◆サトノダイヤモンドをどう見るか?
今週末は、ドバイに大阪杯ですね。
国内で行われるG1・大阪杯の注目の1つは、サトノダイヤモンドをどう見るか?でしょう。
前走の金鯱賞前は肩まわりの硬さに加え、輝きが感じられず、担当の中澤助手も不安な様子でした。それもあり予想の上では印なしにしたのですが、最後の直線での追い上げには次走へと繋がるものが感じられ、安心も。
何でもあの当日、競馬場についてからスイッチが入り始めたようで、ボロがでない状況なのにボロをしようとする格好を見せていたとか。
しかも中間の予想では510キロ以上の太目残りを陣営も覚悟していたのですが、阪神大賞典・春の天皇賞と同じ506キロ。これには、「馬自身が体を作ったし、フランス時には感じられなかったピリッとした雰囲気になり、週中の走るのだろうか?という不安がレース当日には薄れていった」と中澤助手。
またレース後、「優しかった表情も一変し、キリリとした目つきになった。これならと思っていたら、日がたつにつれ、またそれも薄れつつあり…」と中澤助手は苦笑い。
確かに今週の追い切り後に馬房をのぞくと、目つきが優しい雰囲気のサトノダイヤモンドとなり、金鯱賞前と同じ状況。よって正直、計れない所はありますが、前走よりも肩まわりの硬さはとれており、体の面は確実にアップしています。となると後は当日のキリリとした表情が見られるか否か?が重要となりそうです。パドックで注目を。
一方、変わり身を感じたのがスワーヴリチャード。細い体がムキムキボディーに。
首まわりは、はちきれそうなほどパンパンで、パワーアップを感じます。
担当の久保助手も、「とにかく順調。疲れた様子もなかったし、張り感でゴムマリみたいに弾ける感じがする」とのこと。右回りを心配する方もいらっしゃると思いますが、作りがシッカリとし、左右のバランスがとれてきている今ならば、個人的には、さほど気にしてなくても良い様に思えます。
予想の印はもう少し考えますが、皆さんはどの馬から入りますか?
それでは皆さん、週末は競馬場でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
細江純子「ホソジュンの幸せ馬房」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
枠順確定
大阪杯
予想オッズ
大阪杯の人気をチェック!
特集
大阪杯を完全攻略!
コラム
上位拮抗の混戦であるのは間違いなし!/大阪杯
ニュース
【大阪杯】ミッキースワロー万全の仕上げで大舞台へ 前走は余裕残し!菊沢師手応え
競輪
競輪を気軽に楽しもう!全レース出走表・競輪予想、ニュース、コラム、選手データベースなど。