時計の速いダートでも不利にならない血統背景/ユニコーンS

2018年06月16日(土) 18:00


◆コース、距離に加えて高速ダートへの適正も問われる

 コース適性、距離1600mへの適性に加え、雨上がりの高速ダートに対する高い適性も問われるコンディションになった。みんな相手が強化するとともに、これまで以上に厳しい内容が求められる。ダート巧者が多いなか、数少ない3歳ダート重賞らしい激しいレースだろう。

 5月の「青竜S」をきわめて勝負強い内容で勝ってきたグリム(父ゼンノロブロイ)に期待する。東京ダート1600mのオープン特別を、ヒヤシンスSなどダート3勝のスマハマに競り勝ったから、コース適性、距離適性は大丈夫。追い通しで差し返したように、実にしぶとかった。

 問題は、1分36秒9(上がり36秒1)の走破タイムが必ずしも速くないことか。だが、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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