人気が割れそうな宝塚記念だが、あの人気馬は「おいしくない」?

2018年06月22日(金) 18:00


◆香港馬ワーザーは「ある意味ここへ本気で来ている」

 今年はこれといった存在がいない宝塚記念。かなり人気割れもしそうだ。

 それでも1番人気はやはりサトノダイヤモンドだろうか。フランス遠征から深みにはまったままだが、相手関係が楽ということではここは復活のチャンスでもある。ただ馬券的には、近況をふまえてなお人気というのはおいしくないように思う。

 ヴィブロスは今回貴重な前走好走馬。ドバイターフを2年連続好走という地力はやはり魅力だ。問題は・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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