ハンデよりも展開がカギとなるラジオNIKKEI賞

2018年06月29日(金) 18:00


◆人気のフィエールマンはもちろん有力馬の1頭なのだが…

 3歳限定のハンデ戦になったときには違和感もあったラジオNIKKEI賞だが、年数とともにファンも慣れてきた。ハンデは気になるところだが決定的なファクターではなく、オープン勝ちの56キロ(牡馬)に対して1,2キロ貰っているくらいの馬が良い印象。同じ2勝馬で53キロと54キロに分かれるケースでは、見込まれた後者のほうがこれまでのところはむしろ買いだ。

 人気は2戦2勝のフィエールマンだろうか。負けていないうえに2勝馬なのでハンデが54キロという点から馬券は売れそうだ。もちろん有力馬の1頭だが、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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