2018年07月07日(土) 12:00
◆塚田理事長「ファンのみなさんにご説明する機会を作りたいんだけど…」
おっしゃるとおりと思うこともあれば、そういう意図で書いたわけではないんだけど、と思うところもあります。でも、私に対するご批判は覚悟していたものでもあったので、ここで反論するつもりはありません。
ただし、開始早々に相手が10人になった試合には勝ったものの、「勝って決勝トーナメント進出を決めよう」と臨んだ試合は引き分け、引き分けでよかった試合は先にリードされて負けることを決断し(のちに監督が選手に謝罪)、延長に持ち込めたはずの試合はほぼラストプレーで決勝点を奪われて負けたことは事実。この後、監督を含め、多くのメンバーが入れ替わるようですが、さらなる強化に向けて、関係者の方々には今まで以上に奮闘努力してもらいたいと思います(オマエに言われなくてもわかってる?“火に油”でしたね)。
さてさて、先日、NAR地方競馬全国協会の塚田修理事長にインタビューしてきました。NARの要職にある方々に、今の地方競馬についてざっくばらんに語っていただくという、netkeiba.comの新企画。今回の理事長インタビューは近日公開予定(ただいま原稿編集中)ですので、どうぞお楽しみに。
実はこの企画、塚田理事長から相談を受けた私が、当サイトの担当者に話を持ちかけて実現したものです。
今年1月、JRA賞表彰式後の祝賀パーティで、理事長から「NARのさまざまな取り組みや、われわれが描いている構想について、ファンのみなさんにご説明する機会を作りたいんだけど…」というご提案を頂戴しました。
考えてみれば、NARにしても各主催者にしても、ホームページなどで「今度こういうことをやります」という発表はしていても、そこにどういう意図や狙いがあるのか、については、あまり伝えられてこなかったと思います(簡単な説明が載っていることはありますが)。
「(それらを)もっとわかりやすく説明する場があれば、われわれの考え方がみなさんに伝わると思うんですよ」。理事長はそうおっしゃっていました。
確かに私も、NARはどうしてこういう取り組みを始めたのか、これをやる意味はあるのか、と思うことがあります。でも、地方競馬がそれらについて説明する機会は、ホームページ以外にほとんどありません。新聞の地方競馬欄と言えば、出馬表と予想がほとんど。ここ最近、私は「週刊競馬ブック」で理事長インタビューを務めさせてもらっていますが、それも年に1回の企画です。
今、さまざまなところで求められている“説明責任”を、NARみずから進んで果たそうという意気込みで始まる新企画。ゆくゆくはみなさんからのご質問にもお答えしたいとのこと。その際のご協力もお願いしておきます。
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矢野吉彦
テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。
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