2018年07月24日(火) 18:00
◆早熟期は牝馬、晩成期は牡馬と役回りが明確化された可能性
今年の2歳リーディングサイヤー(中央競馬限定)は新種牡馬のジャスタウェイが獲得賞金5900万円でトップ(データは2018年7月23日現在)。2歳戦に強いダイワメジャー(獲得賞金5591万円)、ロードカナロア(獲得賞金5285万円)を抑えての首位は大いに価値がある。
既に15頭がデビューし、4頭が勝ち上がった。産駒の勝利距離は1200〜1800mと幅広く、特徴的なのは牝馬の好走率が高いこと。全4勝中3勝を牝馬が挙げており、牝馬の新馬成績が[3-1-1-5](勝率30%、複勝率50%)。牡馬の新馬成績[0-2-0-3](複勝率40%)が示すように、牝馬の仕上がりが早い(牡馬は未勝利戦で1勝)。
ジャスタウェイは現役時代、数奇な競走人生を歩んだ。2歳夏の新馬戦(新潟芝1600m)を圧勝し、新潟2歳S2着、アーリントンカップを勝った早熟期。長い沈黙期間があり・・・
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