昨年より自在性を身につけていれば楽に勝ち負け/アイビスサマーダッシュ

2018年07月28日(土) 18:00


◆先行できない馬には外枠の利はない

 最近のサマーダッシュの結果をみると、改めて驚く。直線1000mのレースパターンがすっかり定着し、芝コンディションの変化が少ない最近6年の勝ちタイムはすべて「54秒1から54秒3」に集中している。平均勝ち時計は「54秒18」。

 時計差の少ない1000mとはいえ、6年も連続して「0秒2の範囲内」の決着は驚きである。(ただ、コンマ2ケタ以下は切り捨てるトリックのような数字なので実際にはちょっと違うのだが…)

 昨年、レジーナフォルテが3着、アクティブミノルが4着したこの重賞・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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