不格好でも走るジャスタウェイ産駒の魅力(津田照之)

2018年08月21日(火) 18:00


◆この活躍は一時の勢いでは終わらない

 今年が初年度となるジャスタウェイ産駒。先週の競馬(8月19日)が終わった段階では中央で7頭が勝ち上がり、アウィルアウェイは新馬、ダリア賞を連勝。ラブミーファインも新馬勝ち後、函館2歳Sで2着している。いずれにしろ、現時点では相当優秀な成績だと言えるだろう。

 振り返ると、昨年の夏、社台スタリオンステーションにて、ジャスタウェイの父であるハーツクライとジャスタウェイを連続で見せてもらう機会があった。両馬とも立ち姿は種馬らしく見栄えがするものの、歩く姿はお世辞にも「格好いい」とは言えない。前肢が外に開き加減で、いわゆる「がに股」と言われる脚さばき。しかも父子ともよく似た歩様をしている。当時、私を案内してくれた同スタリオンの徳武英介氏も遺伝力の強さを強調されていたことを思い出す。

 あれから1年、・・・

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