調教の遅れも問題なし!? 新潟2歳S注目馬の追い切りチェック!

2018年08月22日(水) 18:00

雨が影響する馬場で急浮上しそうなエイシンゾーン

 久しぶりに「悶絶」した北九州記念。◎グレイトチャーターのフライング気味のスタートに興奮し、4コーナーでの手応えで馬券的中を確信。しかも前方には○ダイメイプリンセスと▲アレスバローズがきっちり抜け出しています。あとはこの馬がラブカンプーを差すだけでしたが、小倉競馬場の直線は短かった…。

 というわけで馬券を外してしまいましたが、根本的な予想理論は間違っていなかったと思います。この流れを大事にしつつ、あと2週の夏競馬を乗り切って、秋競馬を迎えたいところ。新潟2歳Sは登録頭数が少なくなりましたので、下記では新潟ダート1800mで行われるBSN賞、小倉芝1800mで行われる小倉日経オープンも取り上げました。

【新潟2歳S/ケイデンスコール】

 今朝22日の最終追い切りはダノンキングダムとの併せ馬。その関係で、運動からこの2頭が縦列で歩いている様子をずっと見ていましたが、どうしても本馬が小さく見えてしまいます。しかしそれは、調子が良くない馬がこじんまりして見えるのとは違い、体高の違いでそう見えているだけ。やっぱりそうだったんだと思えたのが、最終追い切りの動きを見た時に感じました。

 2回目のハローが終了した時間帯のCWコースに2コーナーから入場。相手が1秒近く先行して、それを追いかける形でしたが、首と胴体の位置が水平になっていて、かなり推進力のある走り。だからスピードだけでなく、パワーも感じさせる走りでした。4コーナーで内を回って、楽々交わしていくかと思いきや、外へ進路を選びます。その分、前との差が詰まらなかったことで結果的にゴール前では少し遅れているように見えました。・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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