1200mでは珍しいサンデーの伸びが決まりやすいレース

2018年08月24日(金) 19:00


◆サンデー系の取捨で重要なのは“斤量”

 先週の札幌記念は、サウンズオブアースを本命に。「血統的からも加齢した今なら札幌の平坦芝2000mで後方待機の競馬をすれば復活する可能性は高い」とレース前にコメント。鞍上・スタッフの工夫のおかげで見事復活はしましたが、さらに直線スピードに長けたディープインパクト産駒2頭と牝馬のキレに屈して4着。

「惜しい馬券はいらない!」という個人的なコメントはどうでもいいですね…と、雑談を前置きに足させてもらったのは(笑)、今週のキーンランドCも、単純なポイントですぐに見解が終わってしまうから。

 先週の札幌記念を見てもわかるように、札幌芝は「サンデー系の伸び」が決まりやすいコースであることを改めて認識しました。

 キーンランドCも札幌記念同様「サンデー系の伸び」が発揮しやすい1200mのレース。この傾向は、芝1200m重賞では「特殊」な部類。芝1200mのG1レースは父が非サンデー系のほうが優勢なのですから。

 高松宮記念も・・・

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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