ハンデから考える新潟記念

2018年08月28日(火) 12:00


◆今回ハンデ減組で買えるのは…

 ハンデ戦は敢えて重いほうから買え、ということをこのコラムでは幾度となく書いてきた。いまのハンデ方式では能力差をハンデ差で埋め切れないからである。

 ただ、それだけだと上がり馬タイプを拾えないことにもなるので、実際にはハンデの絶対値ではなく、前走からの増減でデータを見ることも多い。斤量増となることは一見不利に見えるが、結局は持ちハンデ上位の馬が強いということも多いからだ。

 仮に斤量が勝率・複勝率を引き下げることがあっても、人気がそれを上回って下がれば最終的には回収率に繋がってくる。

 新潟記念も・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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