渋ったタフな芝で時計がかかれば、しぶとい末脚が生きる/新潟記念

2018年09月01日(土) 18:00


◆1戦ごとにパワーアップしてきた成長力は侮れない

 ずっとAコースで行われてきた新潟は、先週あたりから内を通る馬はあまり伸びず、「外差し」が目立つようになっている。この中間も雨の影響があった。開催当初の軽い高速馬場ではなく、多少ともタイムがかかるだろう。

 1分58秒0前後の勝負はちょっと苦しいが、軽ハンデ54キロで多少とも全体時計がかかれば、しぶとい末脚が生きるはずの伏兵エンジニア(父シーザスターズ)に期待する。

 休み明けで格上がり初戦だった3走前の府中S(東京2000m)は・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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