2018年09月25日(火) 18:00
▲危険と隣り合わせ、ジョッキーという仕事について、改めて語ります
今週の『太論』も、ユーザーからの質問&リクエストがテーマです。「栗東最年長騎手として意気込みを!」というリクエストに対し、小牧騎手らしいコメントを残しつつ、最近目撃したという危険なシーンの話になり…。危険と隣り合わせのジョッキーという仕事について、改めてリアルに語ってくれました。
(取材・文/不破由妃子)
──今回は、ケガに関するこんな質問からです。「ジョッキーにケガは付き物だといいますが、ケガの程度に対し、みなさん復帰がすごく早いような気がします。一般人がしないような何か特別な治療をされているのでしょうか?今回の小牧騎手の例でいいので教えてください」
小牧 なにも特別なことはしてないよ。我慢やね、ひたすら我慢(笑)。でも、僕の今回のケガでいえば、痛かったのは落ちたときと最初の2、3日だけで、あとは本当に楽やったから。骨折した場所がよかったんやわ。肺気胸のほうも、2〜3日で治ったからね。
──2、3日!? そんなに早かったんですね。
小牧 うん。肺に骨が刺さっていたらもっと時間がかかるけど、僕の場合は刺さったわけじゃなかったから、出血もすぐに止まってね。3日くらいで管も抜けたし。
──なるほど。不幸中の幸いだったわけですね。
小牧 うん、間一髪や。特別なことではないかもしれないけど、自宅で・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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