なんだかんだ逃げ・先行馬が強い? スプリンターズSは位置取りがカギ

2018年09月28日(金) 18:00


◆速い馬場で速い時計を出してきた馬は意外と…

 今年のスプリンターズS、主役はまぎれもなくファインニードルだ。春に戴冠しているということもあるが、休み明けのセントウルSがさらに評価できる。もともとセントウルSは休み明けの前走GI組が惜敗しがちなのだが、1キロ余分に背負っての完勝は、力の違いを示すものだった。

 今回心配な点があるとしたら、道中の位置。以前よりは差し寄りに構えているので、前に残られる形は想定できる。逃げ・先行タイプが多いのでそれに巻き込まれないように……と考えた末に後ろになりすぎることだけは避けたい。

 ナックビーナスは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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