チャンスがありそうな馬多数の天皇賞(秋)

2018年10月26日(金) 18:00

スワーヴリチャードは前半で変に構えすぎなければ勝ち負け

 好メンバーの天皇賞秋。金曜発売はスワーヴリチャード1番人気で推移しているが、他にもチャンスがありそうな馬はいる。

 そのスワーヴリチャードは、秋緒戦をここで迎えた。昨年もダービー→アルゼンチン共和国杯で後者を勝利しており、休み明けは問題ない。個人的には2400mのほうがより安心して見ていられると思うが、同距離のGIを勝っているのだから2000mがダメということはない。前半で変に構えすぎなければ勝ち負けだろう。

 マカヒキはニエル賞以来勝利から遠ざかっているし故障での戦線離脱もあったが、ここへきて復調ムード。3歳時は上がりの速い競馬を得意としていたが、札幌記念は真逆の競馬でも2着と好走できた。適性の幅が広がっているのだとしたら歓迎材料だ。今回は頭数が多すぎないのも、後ろに構えるこの馬にとっては競馬がしやすくて良い。

 レイデオロは好走例の少ないオールカマーからの・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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