中央でのダート重賞実績がJBCクラシックのポイント

2018年11月02日(金) 18:00

ケイティブレイブの実績は他馬を大きく凌駕するが…

 JBC3競走から、レースの格を意識してJBCクラシックを取り上げたい。人気はケイティブレイブだろう。帝王賞で負けたゴールドドリームは不在で、中距離路線の実績では他馬を大きく凌駕する。

 脚質的に自分でレースを作れるタイプだし、枠も無難なところを引いた。問題があるとしたら中央でのダート重賞実績。中央と地方のダートの違いというのは、イメージほど大きいものではない(少なくともレース結果に表れるかどうかについては)。ただ、中央側での実績がないまま人気というのは多少引っかかる。

 サンライズソアも人気はありそう。テイエムジンソクの出方次第だがハナへ行ってもいいと思うし、このコースはクラスを問わず前有利だ。実際にはGIでまずハナに・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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