地方に良績のある馬の死角は大きい、が…/JBC3競走

2018年11月03日(土) 18:00

例年と大きく異なるJBC

 初めてJRAの競馬場で行われるJBCシリーズ3重賞には、いつもの年とかなり異なる点がある。だいたいは「JRA組」の実質数頭立てのレースになってきたが、今回はJRAのトップが10頭以上もいる組み合わせ。フェブラリーS、チャンピオンズCと同様の厳しいレースになること。

 もうひとつは、スピードよりパワーが求められることも多い公営の競馬場のレースではなく、スピード能力が必要とされる「京都のダート」であること。

 すると、アポロケンタッキー、クリソライト、ケイティブレイブなどは、どちらかといえば交流重賞の公営の競馬場に良績のある馬なので、京都のダートに勝ち星はあってもかかえる死角が大きい心配が出てくる。

 その死角は承知で、あえて・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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