【エリザベス女王杯】理想的な成長が馬体からもうかがえるリスグラシュー

2018年11月04日(日) 18:00

細江純子

▲「みんなのKEIBA」など競馬メディアで活躍を続ける細江純子さん

ホース・コラボレーターとして「みんなのKEIBA」などに出演。パドック診断が好評な細江純子さんにエリザベス女王杯出走予定の有力馬10頭の馬体診断を行っていただきました。

アドマイヤリード

栗東・須貝尚介厩舎 牝5

アドマイヤリード

▲10月31日撮影

 若い頃は、線が細く華奢に映りましたが、年齢と共に芯が入り、細すぎる印象がなくなりました。この中間も肌の薄さと体の張りが見受けられます。パドックでのポイントは、適度な気合い乗り。ステイゴールド産駒なだけに、常歩で落ち着きすぎているよりも、担当者の曳き手がピンと張り、所々で速歩になるぐらいの方が好走しているように思えます。その点から言えば、前走においては少し物足りなさもありました。

カンタービレ

栗東・中竹和也厩舎 牝3

カンタービレ

▲10月31日撮影

 肌の薄さが際立ち、前走の疲れもとれ、引き続き好調をキープしている印象を受けます 。春は食と相談しながらの調整でしたが、この秋はシッカリと乗り込めている分、体のメリハリも感じられ、小柄ながらも、たくましさがでています。よってパドックでも、ダラダラと歩いていた春とは違い、弾むようなフットワークで周回。レースの幅もでており、急成長を感じる1頭です。

キンショーユキヒメ

栗東・中村均厩舎 牝5

キンショーユキヒメ

▲10月31日撮影

 今回のフォトパドックで近走との1番の違いを感じた馬。間隔をあけて良くなっている印象を受けます・・・

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netkeiba取材班

相馬の達人たちが重賞レースに出走する有力馬の馬体を診断します。

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