最も可能性にあふれるのはアーモンドアイだが、逆転も望めるのは…/ジャパンC

2018年11月24日(土) 18:00

切れ味の勝負になればあの馬も侮れない

 断然の1番人気に支持される【5-1-0-0】の3冠牝馬アーモンドアイ(父ロードカナロア)は、2012年のジェンティルドンナにつづいて、史上2頭目の3歳牝馬の勝ち馬となれるだろうか。

 3冠牝馬ジェンティルドンナはあのとき【6-1-0-1】であり、東京2400mのオークスの内容は2分23秒6(上がり34秒2)だった。アーモンドアイは2分23秒8(上がり33秒2)。この時点でほとんど互角かそれ以上である。

 3歳牝馬で2着したのは1982年オールアロング(翌年の凱旋門賞馬)、1991年マジックナイト(直前の凱旋門賞2着)など史上4頭しかいないので、アーモンドアイが来期は海外(凱旋門賞…)へという展望は、ジャパンCを快走するとき具体化して不思議ない。

 今年のメンバーの中で、もっとも可能性にあふれ、さらに大きく広がる未来展望をかかげていいのが3歳牝馬アーモンドアイであるのは間違いない。

 しかし、単勝オッズは(1.3〜1.5倍)。どういう馬券で参加するにしても、相手(ライバル)を絞らなければ・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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