【最速ジャパンC回顧】「アーモンドアイは怪物」ライバルも驚く強さ

2018年11月25日(日) 18:05

ミルコ騎手最速レース回顧

▲メンタル、体調面も良くなったスワーヴリチャードと挑んだジャパンカップを回顧 撮影:下野雄規

開催終了直後にミルコ騎手が自身のレースを振り返る当コーナー。今週ピックアップするレースは、スワーヴリチャードと挑んだジャパンC。

前走の天皇賞(秋)の悔しさを晴らすレースをすることを心に誓い、スワーヴリチャードもその思いに応えてくれた。しかし、その前方には異次元の牝馬の姿が…。

(※その他、ミルコ騎手が当週のレースへの手応えを語る「今週の手応え」、マネージャーさんが素顔のミルコ騎手を激写する「ミルスタ」、新サービス『週刊netkeiba』オリジナルコンテンツとなります)

頑張って最後まで走ってくれたけど、あのタイム…

 Ciao Mi Chiamo ミルコです!

 早速だけど、今日のレース回顧をしましょうか。今週はさっき終わった、ジャパンカップ。

 なんと言っても、アーモンドアイの強さに改めて驚かされた。タイムも異例の速さのレコードで、まさに怪物だった。

 今回はレース前から、庄野先生と何度も打ち合わせをして、スタートに注意して、前目の内側を取りにいきたいと話し、まさにその通りのレースになった。出来れば瞬発力勝負より、勝負所からジリジリと出していくレースにしたかった。

 以前のレースで心配したメンタル面も体調の面でも、良くなっていたし、これならと思ったけど、勝ち馬がただただ強かった。

 頑張って最後まで走ってくれたけど、あのタイムは驚くしかない。頑張ってくれたリチャードに、ここまで気持ちも含め作り直してくれた関係者の皆様に本当にありがとうございますを伝えたい。

 今日も本当に残念。

 とても大きな声援をくれた皆様、いつも本当にありがとう。絶対リベンジして、僕を応援してくれてるみんなと同じ嬉し涙を流したい。

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ミルコ・デムーロ

1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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