似た血統背景の2頭の決着もある/阪神ジュベナイルF

2018年12月08日(土) 18:00

 最近10年の桜花賞馬のうち「6頭」がこの阪神JFに出走している(うち5頭は3着以内に好走している)。残る「4頭」は1月のシンザン記念1着馬である。

 近年、桜花賞で勝ち負けする馬のほとんどは「阪神JF、シンザン記念、チューリップ賞」をステップにする。重要な3つの競走の2競走に出走する馬も珍しくないほど、主要路線は決まっているが、その最初で最大のベースになるのがこのGI。的中するに越したことはないが、たとえ不正解でも、このレースの中身を理解しないと桜花賞は遠ざかることになりかねない。

 今年は、断然の内容で2戦2勝のグランアレグリア(父ディープインパクト)が次週の朝日杯FSに回るため(コンビのルメールの9日は香港)、チャンスのある牝馬が例年以上に多いと考えられている。好カードだろう。・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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