グランアレグリアに注目が集まる朝日杯FS、軽視するわけにはいかないが…

2018年12月14日(金) 18:00

不安要素のあるファンタジスト、武豊騎手がどう乗るか

 グランアレグリアの朝日杯FS制覇なるかが注目されている。38年ぶりの牝馬Vうんぬんと言われるが、阪神JFができて以降はそもそも牝馬の挑戦が少なかったし、それ以前も人気になった牝馬が続々負けていたというわけではない。

 グランアレグリアの場合、既に距離も対牡馬戦も経験しているし、不安材料は少ないように思われる。牝馬を買って配当がつかないというのは正直面白くないが、それでも軽視するわけにはいかないだろう。

 唯一気になるとしたら・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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