2歳世代 牝馬対牡馬の決着やいかに/朝日杯FS

2018年12月15日(土) 18:00

唯一の牝馬、グランアレグリアはなぜここなのか

 2歳重賞の数が増え、期待馬のデビューも早くなった。とくに桜花賞を目ざす牝馬はローテーションが重要なので、もうそろそろ手強い相手と対戦してマイル適性を再確認したい。グランアレグリアのような関東馬は、遠征も経験したい。課題はいまなら十分に修正できる。

 そういう理由もあり、新阪神コースになって以降、過去12年間の桜花賞馬はすべて、12月の阪神ジュベナイルFか、1月のシンザン記念に出走している。展望が開けたら、このあと充電(再鍛錬)の期間が取れる。やがて3月のチューリップ賞などをひと叩きし、桜花賞に最高の状態に仕上げる手法が取れる。

 阪神JFとシンザン記念の中間にあるのが12月中旬の「朝日杯FS」。グランアレグリアがどうして阪神JFではなく朝日杯FSなのか。一番の理由は知られるように・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

関連情報

新着コラム

コラムを探す